開祖親鸞聖人存命の頃から一貫して念仏の教えを説き、権力にも膝を屈さず、地域の門徒と共に歩んで来たこのお寺は、今も人々に教えを説き、悲喜を共にし、安心の源であり続けています。鞆の浦の諸寺の中で、最大の檀家数を持つとも言われる明圓寺。お墓の数も膨大で、明治時代に活躍し、フランス人ボクサーとの異種格闘戦でも勝利した力士「鞆の平」もこのお寺に眠っているとか。朝鮮鐘の形式を取り入れて江戸時代初めに造られた貴重な鐘と珍しい袴型の鐘楼があります。戦国時代末期の石山合戦では、当時の住職が備後門徒を集め、毛利軍と共に織田信長と戦っています。その後には、東本願寺設立に尽力しました。趣がある静かなお寺としても人気。
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